mterutan’s diary

トカイナカで楽しみ発見暮らし

母の生き方

金曜日は母の入院先で

ひょっとしてお世話になる

施設の方と面談させていただきました。

 

介護に関しては全くの無知です。

一年前の元気な母を見ていたら

今、介護が必要になったとは

信じられないです。

母、87歳。

一端その域に入ると本当に早いようです。

7、8か月ぶりの再会だったので

私の事をわかるかなっと

少しの不安がありましたが

全くそれは心配いらなかったです。

現在は車いす使用なので

これがこの先ずっと続くのかと・・・。

こんな状況を見ても

わたしは落ち着いていられました。

実は、会ったら涙が出ちゃうかも

そんな気持ちもありましたが

全く冷静に会話をして

むしろ施設にお世話になる事を伝えるのに

思いの他強い口調になっていたかもしれない。

 

裕福に育ち、ぼんぼん育ちの父と結婚して

さらに拍車がかかった金銭感覚

いつの時も人に依存して生きてきた。

父の事業失敗で実家を頼り

父の言いなりに一緒になり

子供に借金をさせて

あの時、他の選択をしていたら・・・。

 

私も子供を持ち

子供に借金させる親の気持ちが

全く理解できません。

 

その後、父から逃れるようにして

身を隠し音信不通に。

元気に働いていると

人づてには聞いて

安心はしていましたが

久しぶりの母との再会の時には

男性と一緒でした。

 

派手にご商売されていた方だったので

生活には苦労していなかったようですが

やはりその方も仕事に失敗をして

最悪の生活になったようです。

最後の最後まで母は

その方を看取り

多分・・・本当に好きだったのでしょう。

 

しかし、私の父にしても

その方との生活でも

内助の功として支え方が他にあったのでは

結局、母は女としては魅力あるけれど

妻、母としては失格なのだと

思います。

 

そんな母を見てきているので

私はある歳から(笑)節約家になりました。