移住地のお風呂事情 @ 飛びついてはいけない伊豆石
我が家は10数年前に
将来定住を考えて別荘としてこの家を
購入しました。
バブル期に建てられた家は
前持ち主の拘りが見られる
かなり贅沢な建て方です。
初めて下見に訪れた時
二階の開放的な窓から眺めた
富士山の大きさに思わず『わぁ~』
と叫んだ事を覚えています。
そして、もう一つの決め手
伊豆石の温泉のような大きな浴室にも
感激した夫
あの頃は深く考えもせずに
結論を出してしまった。
本題の伊豆石のお風呂ですが
実際、使い始めると
色々と不安要素が出てくるのです。
まず、大きすぎる事。
なかなか湯が溜らない
そして、しょせん石!(;'∀')
冷えるのです。
めちゃくちゃ冷えます
冬場の気温低いシーズンは
お湯を溜めている端から冷めていきます
そして、浴槽に浸かるも
石に接しているお尻、背中まで
徐々に冷えていくのが分かるという
信じられないお風呂に驚き。
そして、この伊豆石
ビジュアル抜群と思ったのは
始めだけでした。
湿気の多いお山で
カビが付きやすいのです!
浴室に乾燥機能でもあれば
防げるのでしょうが
別荘として使ってらした
前持ち主もそこまでは気が付かなかったかな。
一般的なカビ取り剤でも
悲しい結果でした。
そんなで我が家の浴室は
リフォームとなりました。
リフォーム前の写真です。
変色したカビが目立ちます。
めちゃくちゃ冷たい伊豆石
洗い場はスノコ無しではムリでした。
リフォームにあたり
変形型の浴槽に
どのようにリフォームしょうか
迷いました。
現在の我が家の浴室
リフォームで快適になりました。
床のタイルは大理石調の
冷えないタイルにして
温泉水が出るので
快適なバスタイムとなりました。
定住して気が付く事
いい事も悪い事もあるものです。
まぁーそんなものですね。